トライやる・ウイーク

今年もトライやる・ウイークが始まりましたね。

受け入れされている事業者さん、本当にご苦労様です。

気を使いまくりの5日間でしょうね。

 

このトライやる・ウイークは、いったい誰の役に立っているんでしょうね。

中学生にとってちゃんと「職業体験」になっているんでしょうか。

 

地元の事業所さんに友人、知人がたくさんおられますが、みな一様におっしゃるには、できれば受け入れしたくないということです。

いろいろなお付き合い、しがらみ、事業主さんや社長さんのお子様が中学校でお世話になっている等々で仕方なくという方が多いように思います。

それはそうでしょ。

たったの5日間で何ができますか。

 

ゴルフ場では一日中草むしり、コンビニやスーパーでは段ボール箱の整理や窓ふき、ごくたまにレジ打ちのまねごと。

それ以上、少しでも危険なことはさせるわけにはいかないし、中学生が退屈しても困る。

これで職業体験できたと言えますか。

事業所にも中学生にも役立つとは到底思えないです。

 

一方、大助かりなのは毎日朝早くからお弁当を作っておられる保護者の方々。

トライやる・ウイーク中は事業所で出る場合もあるし、そうでなくてもいつもほど朝早くはないのでお弁当づくりも少しは楽かと。

時間でいえば、当の中学生も楽でしょうね。

部活の朝連もなければ放連もない。

宿題もなければそもそも学校に行かなくてもいい。

普段よりも体力も時間も余裕があるわけです。

 

しかも、学校からは「部活さえも休むんだから塾も休め」という、中学生にとっては神のお告げのような指示が出ているのですからとても楽でしょうね。

朝9時前ごろや午後3時ごろには体操服を着た中学生が自転車にのってウロウロしています。

とても元気です(笑)

 

これで職業体験とは言わないでいただきたいですね。

逆に舐められそうな気さえします。

どうせさせるなら、きちんと時給を払って高校生のバイトくらいの仕事はさせるべきですね。

お金をありがたみも分かるでしょう。

保護者の方の大変さも分かるでしょう。

いろいろと考える余地のある制度だと思いますね。

 

とにかく無事に5日間を過ごしてください。

あっという間に期末テストですから(笑)

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